bahama_2
とっても静かな時が流れた、一時間ぐらいたっただろうか一台の車がこちらに向かってくる
大きなステーションワゴンでそれはタクシーだった。ドライバーはオースチンという若者、とりあえず 彼の車に乗り込み、親戚がやっているというガバメントハーバーにあるホテルに連れていってもらった。 その町はこの島の中心地らしいが人の気配が殆どしない静かな港町だった。
連れて行かれたのはバカニアークラブという小さなプールにツリーバーがある密やかな宿、 部屋には鍵も無くシーズンオフなのか泊まり客は他には居なかった。

Cocktail   OST (1988)
ツリーバーといえばトムクルーズ主演のカクテルという映画を思い出す New York のバーをやめて浜辺のカウンターでシェイカーを振ってるシーンがあった 確かあそこの設定の地はバハマだったような気がした、通常は観光客にとっては あんな感じの所だと思うが僕の知ってるバハマとはかけ離れている このサントラに入っている楽曲はビーチボーイズ最後のヒット曲Kokomoや Don't Worry,Be Happyでのお馴染みの曲などあり音楽的にも楽しめる。

エリューセラ島はナッソウがあるニュープロビデンス島の東隣にある島で
南北に細長く細い所では幅が数10mしか無い面白い形の島だ
オースチンにもらった観光地図によると目的のピンクサンドビーチは島の北端にある
しかも彼が言うには車を置いてキャッチボートでハーバーアイランドという島に渡らなければ ならない、今居るガバナーズハーバーは島の真ん中辺でここからは60kmぐらいある、 片道2時間余り、一日掛かりだが悩んでもしょうがない、行くしかないだろうと思い
予算的には厳しかったが、次の日オースチンに頼み一日タクシーを貸し切った。

Governor's Harbour   ELEUTHERA (1983)
ここに来るまでは小さな小島と思っていたが空港が三つもあり
島の長さは160km程もある本当に細いが長い島だ。
人口は少ないと推測されるが最盛期にはにぎあうのかも知れない
ダイビングスポーツが盛んなようで特に観光地はないようだが
地形は面白く北部に向かう途中にグラスウィンドーブリッジと
いう短い橋があってその上では右目で荒々しい深い青色の大西洋
左目で静かでエメラルドブルーのカリブ海が同時に見れる。
左の写真は泊まっていたガバナーズハーバーの朝の風景

昨日とは違い、助手席に乗り込む最近までイギリス領だったので車は左側通行だ
そのせいかアメリカでは見られない日本車が沢山走っていた
数時間のドライブの間にうち解け、お互い持参の音楽テープをかけ合いながら その一日は楽しく過ぎていった。ハーバーアイランドには彼の親戚がやっている レストランがあり、そこのおばさんに広告用の写真を撮らされたの憶えてる
肝心のピンクサンドビーチというと天気が悪かったせいもあるがピンクの砂と いえばピンクかなと思える程度だった。5〜6kmにも広がる浜辺には誰一人と いなかったがクラブメッドなどもありシーズンには直接アメリカ本土より人が 押し寄せリッチなリゾートになる気配があり、余り興味が持てなかった。

 Restaurant

Catching up with Mezzoforte   MEZZOFORTE (1984)
アイスランドの国民的バンドでシャカタクやレベル42にも並ぶフュージョングループ
ガーデンパーティという曲が知られている。日本にもファンが多く、現在も活躍中らしい
ジャケットの写真は日本盤用差し替えで撮影者は僕だ、そしてこれがピンクサンドビーチ
あいにくな天気で涼しげな絵になっているが晴れた日はまた違う表情を見せてくれるはず
本当に広く静寂なビーチで周りには何もなく都会の喧噪から逃れたい人にはお勧めだ
日本からはかなり遠いが...

三日程その島に滞在した、貧乏旅行でバハマでは食事や水、治安などで苦労したせいもあり
次の目的地のマイアミに着いた時は随分気が楽になったのを思い出す。
島を離れるのはその日の午後の予定だったので写真を撮りにふらついていたが
オースチンがその僕を捜し出しその便が午前中に変わったと伝えにきた。
それに乗らなければ数日島に残らなければならなく、チケットを買い直す余裕もなかったので彼には感謝している
この旅で使ったエアラインはパンアメリカン、バハマスエアー、フロリダエアー、イースタンエアーだが
今残っているのはバハマスエアーぐらいだと思う、いろいろな航空会社に乗る楽しみが減りなんか寂しく残念だ。